2010年1月10日日曜日

実は上杉方の男

僕は札幌出身だけど、ご先祖さまはどこぞの人なんでしょうか。

両親に聞いても、3,4代先くらいまでしか分からない。
だって、うちは開拓民ですもの。


うーん、両親・兄弟を含む、現丸田家の人たちがそこで許しても、僕は許しません。
ということで、もの好きな息子は色々と調べました。

僕のルーツはまず、越後の国の蒲原。
これは新潟の北部、阿賀野市とかそのあたりです。
そして丸田という名前からして、元は農民だったはずですが、上杉謙信の家臣で鉄砲隊で有名な丸田家という家もあるので、遠いご先祖様は毘沙門天の生まれ変わり、あの越後の龍、謙信様をヘルプしていたわけです。



でも、どのタイミングで農民から武士になったのかな、と考えると、浮かび上がってくるのが、大見氏(安田氏)の揚北衆、いわゆる国人衆ですね。
その揚北衆で功績を上げ、安田氏に気に入られ、そこから上杉家の家臣へ、、、と考えると、少し時間が短い気がしますが、そんな妄想も今の時代、自由でしょう。
僕はそう信じます、はい。だって、遠かれ先祖なんですからね。

小学生のころ、武田信玄の本を頼んで買ってもらった気がしますが、実は上杉方でした。
川中島に行ってみたら、何か血が騒ぐものがあるかもしれません。

そこで話しは少し変わりますが、日本の野山、特に歴史の多い場所はどうしても不気味な感じがありますよね。司馬遼太郎さんも、街道をゆく、を書く時に当地へリサーチに行くとそれをいつも感じた、と何かに書いています。
これ、霊感とかは全くない僕にでも、良く分かるくらい明らかなものです。
ニュージーランドの森に入っても、何も感じません。だって、歴史が何も無いピュアな森ですからね。
でも、ニュージーランドの森でも、たまにふっと感じることがあって、それは昔の炭鉱だったところだったりするものです。
木とか土とかって、良くも悪くも、どうしても人間の歴史の匂いを記憶してしまうんでしょうね。


それでは、謙信様の一言で今日はしめさせていただきます。

我の公と争ふところは弓矢にありて米塩にあらず

こんなまっすぐで誠実な人間になりたいものです。